近山スクール
フィールドツァー in 原村 〜 カラマツ林で森林作業 〜
を体験した過去について記事にします。
日時:10月25日
場所:長野県原村 エコラの森イベント会場
エコラの森概要:森のうち15ヘクタール(約4500坪)を5年計画で広葉樹を植林し、混合林としていく予定。長野県は唐松林が多く、この辺りも同様。来年は、間伐をして光を森にいれ「広葉樹を自生させていきたい」とのこと。
講義内容引用
『日本では、年間木材使用量は1億㎥である。そのうち、2割が国産である。一時期、自給率が18%まで落ちこんだ時期があったが、合板などの利用で20%まで回復した。
現在、日本の森において、木材使用可能量は46億㎥であり、年間植林量は9000万㎥である。木の量は国始まって以来最多量である(人工林が密集している為)。そして数字上は90%の自給率であるはずである。
しかし、現実の日本は木材の輸入大国である。そして、その影響は木材輸出国に出ており、インドネシアの70〜80%が違法伐採である問題。また、フィリピンでは2005年大規模土砂災害が起きた問題。これは、ラワンの森を大規模な伐採が原因とみられる。このほか、ロシア・中国でも同じような問題が起こっている。
「人の山を荒らして、自分の山も荒らしている」
現在、立木価格の大幅な下落によって、伐採後に植林するだけのコストが出ず、再造林が放棄されるという大きな問題も発生しています。
「人の山を守り、自分の山も守る」
それは、国産の木材を活用していく必要がある。土地によりヒバ・赤松・檜etc樹種は多様でもある。県産などの一部の材料を使用するのではなく、国産にある多種多様な木材利用方法を考えていく必要がある。そして、山に還元し、山を守る』
感想
”百聞は一見にしかず”林業の現場を見てみよう。そして、体験してみようと。この間伐作業のツアーに参加しました。
まず、間伐とは、混み合ったままだと、もやし状の細い樹木しか育たないので間引き作業が必要になります。当日の間伐作業は、手鋸での唐松の伐採・枝払い・玉切り・集材作業で、樹齢約50年直径約25センチの唐松を手鋸で倒しました。はじめは「この道具で?」と思いましたが、時の重みを感じながら、なんとか倒すことができ、その後、倒した木の枝を鋸などで落し、木を一定の長さに切る玉切り作業を行い、道路際に運ぶ集材作業を行いました。玉切り作業でチェーンソウなど機械も使いましたが、木を人の手で運ぶ作業は、なかなかの重労働です・・・今回は平坦な場所でしたが、ここが斜面だと思うと・・・
このような作業が繰り返されて保たれる山、そして、育った木。改めて、木と向き合うことができた一日となりました。
